病院でのシニアカー・セニアカー利用について

基本的にシニアカー・セニアカーは、歩行者扱いになりますが、
病院など各施設内での利用に関しては、各施設ごとに決められているルールに従うことになります。

とくに、ここ最近問題になってきていますのが、
病院内でのシニアカー・セニアカー利用についてです。
移動に便利なシニアカー・セニアカーですので、病院内の移動にも使いたいところですが、
町中での走行や操作とは違う点が多くあり注意が必要です。

例えば、多少シニアカー・セニアカーの操作に不慣れであっても、
町中であれば、近接する人や自転車などの方から避けてくれることが多くあります。
特に狭い歩道などでシニアカー・セニアカーを操作している場合、
対向人や近くの人がシニアカー・セニアカーに気がついて止まってくれていたり、
道を譲ってくれたり、歩く速度を落としてくれたりして、接触などが起こることが少ない場合が多いです。

一方、病院内では、
病院に来られている方は、シニアカー・セニアカーだと気がついても、
相手も病人やけが人だった場合、簡単に避けることができなかったり、
また病院という施設内ですから、通路やエレベーターなども非常に狭いです。
そのような中でのシニアカー・セニアカーの走行や操作は、
いくら自信があったとしても十分に注意する必要があります。

病院により、施設内は病院内の車椅子への乗り換えを進められる場合があります。
その場合、慣れた自動で走れるシニアカー・セニアカーより不便でしょうが、
病院内のルールを守られて下さい。

比較的大きな病院ほど、禁止になさっているところも多いですから、
受付や看護師などにシニアカー・セニアカーの利用が可能かどうかお尋ね下さい。