群馬県にお住いの方がシニアカーや電動車椅子の購入補助金や支給を受けるには?
群馬県でシニアカーやスズキのセニアカー、そして電動車いすを利用するためには、介護保険制度を通してレンタル利用するか、自費で購入もしくはレンタルする方法になります。
介護保険制度や自費レンタルの場合には、まとまった金額が必要になることはないですが、購入となりますとそこそこの費用がかかります。
そこで、お住まいの都道府県、もしくは市区町村などの自治体では、高齢者や障がいのある方の移動を支援するため「補装具費支給制度」や購入補助金などを行っている場合があります。これらの支援制度が適用されるようでしたら、ぜひ申請してみてください。
群馬県でシニアカーやスズキのセニアカー、そして電動車いすの購入に関する支給金や補助金は、2種類ありますので、順番に説明いたします。
電動車椅子・シニアカー購入補助金
各市町村などで独自に行われている補助制度となります。
群馬県の場合には、上市町がシニアカーの購入補助を行っております。
【安中市】
安中市シニアカー購入費補助金のご案内
対象条件
- 市内居住で、本市の住民基本台帳に記録されている満65歳以上の人
- 運転免許証自主返納をし、公安委員会が発行する運転免許の取消通知書または運転経歴証明書の交付を受けている人
- 市税滞納していない人
- シニアカー購入に関して他の制度による補助を受けていない人
補助金限度額
購入費の3分の1(上限10万円)
※1,000円未満切捨
注意点
日本工業規格(JIS)T9208に適合するハンドル型電動車椅子であること。
必要な書類や手続きの流れ、注意事項などは、安中市の公式ホームページでご確認ください。
https://www.city.annaka.lg.jp/page/1438.html
【邑楽郡千代田町】
歩行補助用電動車等購入費補助金
対象条件
- 自動車運転ができない方
- 自動車運転免許を自主返納された方(運転免許を申請により取り消された方)
- 自動車を所有していない方
- 町内に1年以上居住し、本町の住民基本台帳に記録されている方で町税の滞納がない方
- 次のいずれかに該当する方
① 満65歳以上の方で、日常生活において歩行等困難な方
② 身体障害者手帳の交付を受けている方で、日常生活において歩行等困難な方
補助金限度額
申請日から遡って5年以内に運転免許を自主返納された方
購入費の3分の1とし、上限120,000円
上記以外の方
購入費の3分の1とし、上限100,000円
注意点
日本工業規格(JIS)T 9208:2009又はT 9206:2001に該当し次のいずれかの基準を満たす自操用ハンドル形電動車いすであること
ア:国家公安委員会の型式認定を取得したもの
イ:公益財団法人テクノエイド協会の福祉用具情報システム(TAIS)に登録されているもの
必要な書類や手続きの流れ、注意事項などは、邑楽郡千代田町の公式ホームページでご確認ください。
https://www.town.chiyoda.gunma.jp/kenkou/chiiki/chiiki003.html
【甘楽郡下仁田町】
ハンドル形電動車いす(シニアカー)購入費の助成について
対象条件
- 町内に住所を有する65歳以上の高齢者
- ハンドル形電動車いすがないと一人で買い物・公共交通機関利用等、外出に支障のある方
- 町民税非課税世帯、又は町民税の滞納のない方
- 他にハンドル形電動車いす購入の助成を受けていない方
補助金限度額
購入費の6分の1以内とし、5万円を限度
必要な書類や手続きの流れ、注意事項などは、甘楽郡下仁田町の公式ホームページでご確認ください。https://www.town.shimonita.lg.jp/hukushi/m01/m04/m04/850.html
※その他の地区町村も行っているかもしれません。お住まいの自治体のホームページをお探しください。もし補助金制度をしておられましたら情報いただけましたら助かります。情報提供お待ちしております。
障害者総合支援法に基づく補装具費支給制度
全国の都道府県、市区町村などの自治体で行われています。
主な内容
条件としましては、「身体障害者(児)手帳」が必要になります。
国で定める難病の方も対象です。
手帳をお持ちでない場合には、かかりつけ病院や利用施設、自治体へご相談下さい。
医師の判断により補装具(電動車椅子等)の利用内容が決まりまして、自己負担金が決まります。
電動車椅子の購入費用の一部が支給されます。自己負担金は個人により違います。
群馬県
障害者総合支援法のサービス
(クリックで群馬県の公式ページへ飛びます)
都道府県での補装具費支給制度の条件に合致しなかったり、お住まいの市区町村での購入補助支援がない場合、購入ではありませんが、シニアカーやスズキのセニアカー、そして電動車いすをレンタルできる場合もあります。
介護保険制度を活用
条件:要介護・要支援認定を受けている方
介護保険制度については詳しく「シニアカーの介護保険適用について」ページで解説しています。