富山県にお住いの方がシニアカーや電動車椅子の購入補助金や支給を受けるには?
富山県でシニアカーやスズキのセニアカー、そして電動車いすを利用するためには、介護保険制度を通してレンタル利用するか、自費で購入もしくはレンタルする方法になります。
介護保険制度や自費レンタルの場合には、まとまった金額が必要になることはないですが、購入となりますとそこそこの費用がかかります。
そこで、お住まいの都道府県、もしくは市区町村などの自治体では、高齢者や障がいのある方の移動を支援するため「補装具費支給制度」や購入補助金などを行っている場合があります。これらの支援制度が適用されるようでしたら、ぜひ申請してみてください。
富山県でシニアカーやスズキのセニアカー、そして電動車いすの購入に関する支給金や補助金は、2種類ありますので、順番に説明いたします。
電動車椅子・シニアカー購入補助金
各市町村などで独自に行われている補助制度となります。
富山県の場合には、上市町がシニアカーの購入補助を行っております。
【上市町】
上市町ハンドル形電動車いす購入費補助金について
対象条件
- 自動車運転免許証を所持していない方または自動車運転免許証を自主返納した方
- 町税に滞納のない方
- 介護保険の認定を受けていない方
- ハンドル形電動車いすの利用者1人につき1台限り
補助金限度額
補助対象経費に5分の1を乗じて得た額
(この額に1,000円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てた額)以内とし、50,000円を限度とします。
注意点
ハンドル形電動車であること。
- 法的要件は、道路交通法施行規則第1条の4によって、車体の大きさは、次に掲げる長さ、幅及び高さを超えないことが必要です。
全長1,200mm
全幅700mm
全高1,200mm
※法律改正等で変更の可能性があります。 - 車体の構造は、次に掲げるものであることが重要です。
原動機として、電動機を用いること。
最高速が6km/hを超えないこと。
歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないこと。
自動車または原動機付自転車と外観を通じて明確に識別することができること。
必要な書類や手続きの流れ、注意事項などは、金山町の公式ホームページでご確認ください。
https://www.town.kamiichi.toyama.jp/page/1942.html
※その他の地区町村も行っているかもしれません。お住まいの自治体のホームページをお探しください。もし補助金制度をしておられましたら情報いただけましたら助かります。情報提供お待ちしております。
障害者総合支援法に基づく補装具費支給制度
全国の都道府県、市区町村などの自治体で行われています。
主な内容
条件としましては、「身体障害者(児)手帳」が必要になります。
国で定める難病の方も対象です。
手帳をお持ちでない場合には、かかりつけ病院や利用施設、自治体へご相談下さい。
医師の判断により補装具(電動車椅子等)の利用内容が決まりまして、自己負担金が決まります。
電動車椅子の購入費用の一部が支給されます。自己負担金は個人により違います。
富山県
富山県 補装具費
(クリックで富山県の公式ページへ飛びます)
都道府県での補装具費支給制度の条件に合致しなかったり、お住まいの市区町村での購入補助支援がない場合、購入ではありませんが、シニアカーやスズキのセニアカー、そして電動車いすをレンタルできる場合もあります。
介護保険制度を活用
条件:要介護・要支援認定を受けている方
介護保険制度については詳しく「シニアカーの介護保険適用について」ページで解説しています。