シニアカー・セニアカーなどの「ハンドル型電動車いす」や身体障害者用の「電動車いす」が対象のマニュアルが発表されました。
警視庁は、「高齢者の安全・快適なモビリティの確保に関する調査研究」を実施して、シニアカー(セニアカー)などの利用状態について調査した結果、
シニアカー(セニアカー)などの安全利用のための教育が定まっておらず、教本や教育システムがないことに関しての要望が多くあった。
警視庁では、公益財団法人日本交通管理技術協会(https://www.tmt.or.jp/)に作成を委託して、
「電動車いすの安全利用に関するマニュアル」を警視庁のホームページから閲覧できるようになっています。
このシニアカー(セニアカー)向けのマニュアルは、利用者はもちろん、他の交通参加者の安全を確保するために必要な項目やマナー等をまとめたものです。
交通安全教育の指導者向けも用意されていますので、シニアカー(セニアカー)に関係する人は読んでおきましょう。
「電動車いすの安全利用に関するマニュアル」は、
警視庁ホームページ
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/e_wheelchair.html
から、ご覧いただくことが可能です。
シニアカー(セニアカー)向けのマニュアルは、それぞれページごとに閲覧できるようになっております。
閲覧方法は、パソコンやスマートフォンなどでPDFファイルを読み取れるようになっている必要があります。
•表紙
•はじめに
•目次
•電動車いすの利用者は
•電動車いすの交通事故
•事故事例
•安全通行基本編
•安全通行応用編
•安全点検・整備
特に、最後の「安全点検・整備」の部分は、ぜひ印刷して、定期点検などにご利用されてはいかがでしょうか。