シニアカー・セニアカーのバッテリーについて

今回は、シニアカー・セニアカーを利用する前にも利用中にも気になる項目
【バッテリー】について、ご説明致します。

 

購入前には、どれぐらい持つ(時間や距離)のか、充電方法は?
充電時間や充電料金は?と気になることが多いようです。
また、中古車購入の場合には、いわゆるバッテリーのヘタリが気になります。
もう既にシニアカー・セニアカーをご利用になられている方も、
バッテリーのヘタリや、どのようにしてバッテリーを長持ちさせるのか。
というところが気になっているようです。

こちらで調べたものをご紹介致します。

 

 

【バッテリーの基本情報】

シニアカー・セニアカーに使われているバッテリーは、充電を繰り返すことができます。
基本的には、大きさなどは車種により違います。

使用する際には、バッテリー周囲温度
-10℃以下の低温で凍結する可能性
40℃以上の高温で加熱する可能性
早期劣化の原因となりますので、走行や保管をしないようにします。

充電の際には、バッテリー周囲温度
0℃以下の低温、30℃以上の高温では充電しないようにします。
破損や変形など、早期劣化の原因となります。

冬の場合、地域によっては、日が出て少し暖かくなってからの充電が良さそうです。
夏の場合、夜の充電が良さそうです。

バッテリーは使用していなくても、自己放電を行っています。
長期間使用していないあと、使用する時に充電が充分でない場合がありますので、ご注意下さい。
1カ月に1度は充電してするようにしましょう。

充電直後などは、数分走行してからバッテリーの残量表示ランプを確認して下さい。
坂道などではバッテリー残量表示ランプが変化する場合があります。
冬の時期などは、バッテリーの働きが弱くなるので、バッテリー残量のヘリが早くなる場合があります。

 

 

【充電に関する情報】

充電時間は、シニアカー・セニアカーの車種ごとに違いますが、
おおよそ8~15時間ぐらいです。

バッテリーがへたっていなくて、満充電できた場合の連続走行可能時間は、
シニアカー・セニアカーの車種ごとに違いますが、
20~30Kmぐらいになっています。
操作方法(急発進や坂道利用が多いなど)や路面状況、気象状態により変わります。
ちなみに、何時間走れる。といった時間では発表されていません。

充電器やバッテリーの種類にもよりますが、
多く使われている 充電器の種類が、DC26V 6Aの場合、
約10時間充電で20~30円程度だと思われます。
※電力会社との契約単価にもよります。

バッテリー、充電器とも、1年毎に定期点検を行いましょう。

 

 

【バッテリーのヘタリ】

シニアカー・セニアカーのバッテリーは使用していなくても、自己放電を行っています。
長期間使用していないあと、使用する時に充電が充分でない場合がありますので、ご注意下さい。
1カ月に1度は充電してするようにしましょう。

いつもと同じ使い方(走行距離)をしていてバッテリー残量表示ランプの減少が早くなってきた場合には、バッテリー交換の時期です。
早めに指定のバッテリーに公開して下さい。

バッテリーを長持ちさせるために。。。
バッテリー残量表示ランプが4灯点灯しているときには充電を控えます。
2~3灯の時に充電するのが長持ちのコツです。
充電途中で充電を抜くなど、満充電でない状態での使用を繰り返すと性能劣化が早くなります。
できるだけ、満充電まで行って下さい。

 

 

【バッテリーの交換】

基本的には、ご自身で交換することも可能ですが、購入先、もしくは近くでシニアカー・セニアカーの修理点検などを扱っているところで、交換してもらいましょう。
バッテリーは、規格さえあればどのメーカーのものでも使用できます。
ただ、ホンダのモンパルなどは、他社製品を使うと故障の原因にもなりますので気をつけて下さい。
金額は、約20000円~30000円ぐらいになります。(新品)
できれば純正、もしくはバッテリー会社が適合する車種として発表しているものと交換して下さい。
絶対に、純正でなければならない。ということはありません。

 

 

【充電の仕方】

充電の仕方
駐車ブレーキをかけます。
電源を切ります。
充電コードを取り出します。(赤マークなどの目印以上引き出さない)
電源プラグをAC100Vのコンセントに差し込みます。
充電ランプで状態を確認します。
充電完了後、電源プラグを抜きます。
充電コードを完全に収納します。

充電コードは、水洗いをしないで下さい
シニアカー・セニアカーの手入れをする際には、充電器の充電コードを収納してから行って下さい。
充電コードに傷がある場合には充電しないようにします。充電コードの交換を行って下さい。

 

 

【スズキセニアカーの場合】

充電案内表示ランプは、バッテリー残量表示灯が2灯になると点滅。
1灯になると点灯する。

バッテリー充電中は、充電表示ランプが赤色
バッテリー充電完了時は、充電完了ランプが点灯する。電源コードを抜くと、ランプは消えます。

バッテリー残量表示ランプが1灯の時には、運転5分ごとに音声案内がでます。
さらに減ってきている場合には、1灯点灯から1灯点滅に変わり1分後に停止します。
停止した場合、周囲の人の助けを借りてシニアカー・セニアカーを安全な場所に移動して下さい。